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痛め吟味

いためぎんみ
名詞
1
標準
torture (in the Edo-period)
文例 · 用例
理不尽に引っ括って痛め吟味にでも掛ければ、直ぐにも冤罪を引受けそうな気の弱い連中ばっかりじゃ。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
痛め吟味ばかりが責め手ではござらぬ。
左刺しの匕首 右門捕物帖 青空文庫
えらい騒ぎになったものでござんすが、いったいあっしゃ、あばたのだんながあんまりひどい痛め吟味に掛けすぎたと思うんでがすよ」「じゃ、きさま、あらましのことは知ってるな」「知らないでどうしますかい。
卍のいれずみ 右門捕物帖 青空文庫
」 あまりな意外のために、つい本性が出たものか、あばたの敬四郎が権右衛門に飛びかかって、その首筋を締めあげながら、いまにも悪い癖の痛め吟味を始めようとしたものでしたから、右門はあわててさえぎると、痛いところを一本刺していいました。
卍のいれずみ 右門捕物帖 青空文庫
相手も大変な人間だが、あいつだってあのとおりの曲者さ、痛め吟味では口もあくまい」「あっしにゃアなんだか心配でね。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
この上は傳馬町に送つて、牢屋同心の手でうんと責めることになつたのさ、女のしぶといのばかりは、痛め吟味より外に手がない」「へえ、あの女をですかい」「海老責、算盤責、車責となると、女が美いから見物だらうよ」「――」 ガラツ八も默つて了ひました。
歎きの菩薩 錢形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
罪人を尋問する際、痛め吟味は最後の手段として用いられたが、その過酷さから冤罪を生むこともあった。
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江戸時代の刑法史を研究する上で、痛め吟味の実態とその法的根拠を解明することは不可欠である。
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「あの頃の裁判では、痛め吟味をすれば必ず自白したと、古老は語っていた。」
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奉行所には、痛め吟味を行うための特定の部屋があり、そこでは拷問器具が準備されていた。
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