幻辞.com

鬱的

うつてき
形容動詞
1
標準
文例 · 用例
何故ならばSの生涯を誤らした、不吉な厭人的情操や病鬱的精神や、その他のもろもろの惡しき苗は、その學校生活の小社會的環境によつて、ひとへに育まれたものであるから。
萩原朔太郎 非論理的性格の悲哀 青空文庫
ながめする軒の雫に袖ぬれてうたかた人を忍ばざらめやそれが長い時間でございますから、憂鬱的退屈と申すようなものもつのってまいります。
真木柱 源氏物語 青空文庫
先生の言われたところでは、おい、禿頭、ちょいと甘い話があるからひと口のせてやろうか、といったような横着な口吻でものを言う男だったが、見るところ、このゴイゴロフは、一種の沈鬱的人物であって、どこを叩いても、そんな陽気な調子が出てきそうもない。
久生十蘭 犂氏の友情 青空文庫
この頃一時重い抑鬱的精神障害に陥り、入院、治療を受ける。
藤野古白 藤野古白句集 青空文庫
鬱的(うつてき) — 幻辞.com