ドロン
ドロン異読 どろん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞副詞-と
標準
absconding
文例 · 用例
T「旦那に金がないと 知ると、急に 手の掌かえして 水臭くなりやがって、 果は情夫と手に手を とってドロン……」(次の画面へダブル) =大吉の浪宅 (前の字幕からダブって) 遺されたおきよの書置き手に呆然自失、ドッカと座敷に坐った儘の大吉、 やる瀬なくその手紙胸に抱いて、T「おきよ!
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
空中の天狗が、T「巳年の男に 与うべし」 ドロンドロンドロンで空中遙かに飛び去ったり。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
もはや、槍の穂先も見えぬげに御座れば、残念ながらこれにてお別れ申そう」「いや、某もさように存じておったところ……」「さらば」「さらば」 というのでドロンゲームになったが、後にこの二人は某侯の御前で出会して、本名を名乗り合って莫逆の友となった……というような話が「常山紀談」に載っている。
— 夢野久作 『「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能』 青空文庫
それから銀座で、また少し飲んで、ドロンとした目付をして、夜店の前を歩いて行つた。
— 中原中也 『散歩生活』 青空文庫
ドロンドロン式でなく、心理的なので、面白い。
— 太宰治 『女生徒』 青空文庫
もうちゃんと食卓がこしらえて、アザレエやロドダンドロンを美しく組み合せた盛花の籠を真中にして、クウウェエルが二つ向き合せておいてある。
— 森鴎外 『普請中』 青空文庫
あくる朝はドロンを極めるというのがこの連中の定型と聞いた……歎かわしい奴輩ではある……。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
新子も、草履を買ったり、好みの帯止めを買ったり、ドロンウォークの麻のハンカチーフを、半ダース買ったり、実用というのではない、形のピチリとした足袋を買ってみたり、そうした消費は、女性にとっては不思議な魅力を持った快楽である。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
作例 · 標準
彼は借金を残したまま、夜逃げしてドロンと姿を消した。
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急に会場からドロンと姿を消した彼のことを、誰もが不思議に思った。
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「さて、私はここでドロンとさせていただきます」と彼は冗談めかして言った。
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ウィキペディア曖昧さ回避
ドロンする - その場から消える。
人名
- ドロン(Delon)
- アラン・ドロン — フランスの俳優。
- ナタリー・ドロン — フランスの女優。アラン・ドロンの妻。
フィクション
- グラダブラ・ドロン — アニメ『伝説巨神イデオン』の登場人物。バッフ・クランの武人。
出典: ドロン — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0