ワズ
ワズ異読 わず
名詞
標準
was
文例 · 用例
時々刻々ノワガ姿、笑ッタ、怒ッタ、マノワルキカッカッ燃ユル頬、トウモロコシムシャムシャ、ヒトリ伏シテメソメソ泣イテイル、スベテ記シテ、ノチノチノ弱キ、ケレドモ温キ若キ人ノタメニ、尊キ文字タルベキコト疑ワズ、ソコガソレ、スランプノモト。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
彼失ワズ ケサ、六時、林房雄氏ノ一文、読ンデ、私カカナケレバナルマイト存ジマシタ。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
私ハオモワズ、コエヲ出シテシマッタノ。
— 小林多喜二 『テガミ』 青空文庫
思ワズ右手ヲノバスト手ニ何カ堅イ物ガサワッタノデ夢中デ要之助ノ顔ヲナグリツケマスト彼ハ『アッ』ト云ッテ倒レマシタ。
— 浜尾四郎 『夢の殺人』 青空文庫
ゲルマント家の人々、「私」の一家、スワン家の人々、ヴァントゥィユ、ルグランダン、フランソワズ等はコンブレエに屬する。
— プルウストの小説構成 『文學的散歩』 青空文庫
茶代ノ少キ客トイエドモ軽ク取リ扱ワズ、況ンヤ多ク恵ム者ニオイテヲヤ。
— 国枝史郎 『一枚絵の女』 青空文庫
当病院がインフレ街道の一親分じゃありませんか」 私はとっさに慌てふためいて、胸がわくわく、心ウキウキというヤツ、衣子の次なる言葉が怖ろしい、何やらワケの分らぬ早業で、心にもないウワズッタ返事をする。
— ――ゴロー三船とマゴコロの手記―― 『ジロリの女』 青空文庫
むしろ、同意をもとめて、変にクズレた、ウワズッたヤリトリなどをしたくはなかった。
— 坂口安吾 『三十歳』 青空文庫
標準
was just in