漁撈
ぎょろう
名詞
標準
文例 · 用例
労務に服するのは日出より日没迄であるが、漁撈、製造の場合は昼夜をとわず、凡て旦那、親方の命に従い何時にても労務に服すること。
— 島木健作 『鰊漁場』 青空文庫
漁撈長である船頭は、舟の上から食い入るようにいろの変ってきた海面を凝視している。
— 島木健作 『鰊漁場』 青空文庫
明鯛から鱈、鱈から鰊、鰊から烏賊というように、四季絶える事のない忙しい漁撈の仕事にたずさわりながら、君は一年じゅうかの北海の荒波や激しい気候と戦って、さびしい漁夫の生活に没頭しなければならなかった。
— 有島武郎 『生まれいずる悩み』 青空文庫
(1)狩猟、戦争、漁撈、漕舟(狩猟民族、遊牧者)、動物の生活及び習慣。
— 平林初之輔 『文学方法論』 青空文庫
『海の幸をささげまつる』なんて、漁撈の事ひとつ言うのでも父のはこうした形なんだ」 彼は舷から下した糸を指であつかいながらこう言って、半ば相談を持ちかけるのだ。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
漁撈をする漢人の船なども稀に浮んでゐる。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
即ち「夷舞はし」は人形操に依つて生れた漁撈農耕の豐饒を祈る祝祭的行事であるが故に、民衆の要求に從つて民族心理の變化と共に演ずる内容形式に變化を受けるであらうと云ふ事は自然の經路であるからである。
— 竹内勝太郎 『淡路人形座訪問』 青空文庫
従ってこの新世界の住民は、主として狩猟と漁撈によって生活しているものと考えてよい1)。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
ウィキペディア
漁撈(魚𢭐、ぎょろう、同音の漢字による書きかえで漁労とも記される)とは、魚介類・貝類や海藻を捕獲・収穫する活動のことである。
出典: 漁撈 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0