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差配

さはい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
conduct of business
文例 · 用例
巨万の財産を死蔵して、珍書画の蒐集に没頭していた故伯爵が四五年前に肺病で死ぬと間もなく未亡人は、旧邸宅の大部分を取毀して貸家を建てて、元銀行員の差配を置いた。
夢野久作 けむりを吐かぬ煙突 青空文庫
それには、従来永年この農場の差配を担任していた監督の吉川氏が、諸君の境遇も知悉し、周囲の事情にも明らかなことですから、幾年かの間氏をわずらわして(もとより一組合員の資格をもって)実務に当たってもらうのがいちばんいいかと私は思っています。
有島武郎 小作人への告別 青空文庫
差配の肚は大きかった。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
五 庭は唯垣一重、二階は屋根續きと云つても可い、差配も一つ差配ながら、前通りと横町で、引越蕎麥のおつき合の中には入つて居らぬから、内の樣子は一寸分らぬ。
泉鏡太郎 淺茅生 青空文庫
「否、それまででもないんです……誰にもと言ひますうちにも、差配さんへは、分けて内證になすつて下さいまし。
泉鏡太郎 淺茅生 青空文庫
」 と問返すうちにも、一層、妙な夢路を辿る心持のしたのは、其の差配と云ふのは、こゝに三|軒、鼎に成つて、例の柳の樹を境に、同じくたゞ垣一重隔つるのみ。
泉鏡太郎 淺茅生 青空文庫
……「御存じの通り、」 と、差配の棟の上の其ためか、婦人は聲を密めたが、電車の軋も響かぬ夜更。
泉鏡太郎 淺茅生 青空文庫
…… 滝太郎が、その後十一の秋、母親が歿ると、双葉にして芟らざればなどと、差配佐次兵衛、講釈に聞いて来たことをそのまま言出して、合長屋が協議の上、欠けた火鉢の灰までをお銭にして、それで出合の涙金を添えて持たせ、道で鳶にでも攫われたら、世の中が無事で好い位な考えで、俵町から滝太郎を。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
作例 · 標準
店の差配はすべて彼に任されているので、安心して見ていられる。
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この旅館は先代から差配を受け継ぎ、伝統を守り続けている。
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事業の差配には、冷静な判断力とリーダーシップが求められる。
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2
標準
acting as agent (of a land owner, house owner, etc.)
作例 · 標準
彼は地主の差配として、村の田畑の管理を行っていた。
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不動産の差配業務は、専門知識が要求される難しい仕事だ。
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この地域の山林は、代々彼の家が差配してきたという歴史がある。
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