覆雨
覆雨
名詞
標準
文例 · 用例
翻雲覆雨 翻手為雲覆手雨とは人も知りたる貧交行の中の句にして、句意はたゞ反覆常ならぬことを云ひたるまでなるに、支那の悪小説などには怪しからぬことを形容する套語として用ゐられたるが多し。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
然れども反雲、覆雨、彼に就き之に就きて、以て自ら安きを謀るは、其歴代政治家に一貫したる主義なるを奈何せん。
— 竹越三叉 『深憂大患』 青空文庫
市參事會員の行動斯くの如く、市會の形勢亦飜雲覆雨して、氏に求むるに市有案の撤囘を以てしたるに至ては、是れ氏に向て詰腹を切らしめむとするに均し。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫
市参事会員の行動斯くの如く、市会の形勢亦翻雲覆雨して、氏に求むるに市有案の撤囘を以てしたるに至ては、是れ氏に向て詰腹を切らしめむとするに均し。
— 鳥谷部春汀 『明治人物月旦(抄)』 青空文庫