ざる碁
ざるご
名詞
標準
game of go played by poor players
文例 · 用例
糟谷が芳輔を抱いて奥へあがるとざる碁仲間の老人がすわりこんでいる。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
そうしてつとめて、自分が苦労してる問題に離れた話に興を求め、ことさらにたわいもないことを騒いで、一|晩ざる碁をたのしんだ。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
翌日もざる碁をたのしんだ。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
愛想よくいつもにこにこして、葉巻きのたばこを横にくわえ、ざる碁をうって不平もぐちもなかった。
— 伊藤左千夫 『老獣医』 青空文庫
土田氏は實業界の名士なるが、一方に田舍初段の力量ありたりとて、さまで異とするに足らざれども、專門の碁家の道破する能はざる碁の眞理を道破し、而も簡勁の筆、專門の文士をして三舍を避けしむるの概あり。
— 大町桂月 『町田村の香雪園』 青空文庫
ただ二人が唄う節の巧みなる、その声は湿りて重き空気にさびしき波紋をえがき、絶えてまた起こり、起こりてまた絶えつ、周囲に人影見えず、二人はわれを見たれど意にとめざるごとく、一足歩みては唄い、かくて東屋の前に立ちぬ。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
」 と嘲りながら、さもいとしさに堪えざるごとく言う下に、「若いお父さんに骨をお貰い。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
うとうとあそばすと、すぐ済んでしまいます」 このとき夫人の眉は動き、口は曲みて、瞬間苦痛に堪えざるごとくなりし。
— 泉鏡花 『外科室』 青空文庫
作例 · 標準
友人とざる碁を打ったが、お互いにルールを間違えていた。
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彼は囲碁を始めたばかりで、まだざる碁の域を出ない。
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たまにざる碁を打って、頭の体操をしている。
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