女姿
おんなすがた
名詞
標準
woman's appearance
文例 · 用例
鳥居清長の絵には、男姿、女姿、立姿、居姿、後姿、前向、横向などあらゆる意味において、またあらゆるニュアンスにおいて、この表情が驚くべき感受性をもって捉えてある。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
被衣のような物を頭からすっぽりと着た女姿の者が開けた雨戸の口に立っていた。
— 田中貢太郎 『頼朝の最後』 青空文庫
女姿の者はじっと四辺に注意するようであったが、やがて体を軽がるとさして庭へおりた。
— 田中貢太郎 『頼朝の最後』 青空文庫
そして、女姿の者は後向きになって雨戸を締めてから急ぎ足になって右の方へ折れて往きかけた。
— 田中貢太郎 『頼朝の最後』 青空文庫
女姿の者は驚いて逃げ走った。
— 田中貢太郎 『頼朝の最後』 青空文庫
六郎はひとひしぎに執り押えようとしたが、逃げられたので気をいらだたして、「待て」 女姿の者はすこし前に走ってから右の方へ折れた。
— 田中貢太郎 『頼朝の最後』 青空文庫
女姿の者は唸り声をだしたが、それ以外には何も云わなかった。
— 田中貢太郎 『頼朝の最後』 青空文庫
と、女姿の者のかむっていた被衣が落ちた。
— 田中貢太郎 『頼朝の最後』 青空文庫