野点
のだて
名詞動詞-サ変
標準
open-air tea ceremony
文例 · 用例
「朝から奥歯がやめやがってな、甘いものはたべられんのだてや。
— 新美南吉 『牛をつないだ椿の木』 青空文庫
尤も東京は諸國から秀才が集るのだて。
— 木下杢太郎 『少年の死』 青空文庫
わしが東京へ出て監督してやれば可いのだが、さう云ふわけにも行かないのだて……まあ何分にも君方等に頼みます。
— 木下杢太郎 『少年の死』 青空文庫
が、その代り以後はちと場所柄をわきまえるようにしてもらいたいものだて。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
秘伝と聞けば、なお更それを聞きたいものだて。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
鷹揚に構へてゐてこそ、人間の価値は自づと知れるものだて……」「あたしだつて、朝倉の親戚に……あそこの奴等だつて、実にもう何とも彼とも云ひやうもない我利々々亡者ばかりで、金々ツて、厭になつてしまふ。
— 牧野信一 『茜蜻蛉』 青空文庫
ふたりしづか さうかといつて、私のやうに一本の茎に二つの自分といふものがあつて、それが絶えず別々な事を考へてゐるのも、いい加減なものだて。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
うまくもぐったものだてば。
— 島木健作 『鰊漁場』 青空文庫
作例 · 標準
天気の良い日には、庭で野点を楽しむのが私の密かな趣味だ。
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紅葉を眺めながらの野点は、格別の趣がある。
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観光客向けに、公園の一角で気軽に野点が体験できるコーナーが設けられていた。
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標準
aristocrat taking a break during a trip in a palanquin
作例 · 標準
野点の休憩は、旅の疲れを癒やすひとときだった。
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行列の途中で野点の支度が整えられ、高貴な方々がしばしの休息を取った。
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昔の貴族は、遠出の際にしばしば野点を設けていたという。
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標準
something standing in the open
作例 · 標準
建設中のビルは、足場が組まれ、巨大な構造物が野点にされている。
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祭りの準備のため、大きな提灯が境内に野点にされている。
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完成間近の彫像が、工房の外で野点にされ、道行く人の目を引いていた。
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ウィキペディア
野点(のだて)とは、屋外で湯を沸かして催す茶会のこと。ふすべ茶、野がけ、柴火とも呼ぶ。特に茶道において戸外で茶を点てる(たてる)ことをこのように呼ぶが、茶道など日本古来の様式にしたがっている場合には一律にこのように呼ばれ、屋内での茶道では重視される細かい作法が簡略化された気安い催しの場合もある。
出典: 野点 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0