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正金

しょうきん
名詞
1
標準
cash
文例 · 用例
一部は正金銀行へ向けられた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
もとの寿司屋の出前持ちから今では相当な銅鉄取引商人にはなっているものゝ、彼は酉年生れの派手な性質で金で面を張るのが面白いまゝに浪費が多く、纏った正金がなかったので、一万二万という大きな買ものにはどうしても兄の資本に頼る必要があったからだ。
織田作之助 俗臭 青空文庫
此月六日皇太孫ジョールジ(現在位英皇)の婚儀行列を見ん迚、ビショプスゲイト街、横濱正金銀行支店に往し時相識と成し也。
南方熊楠 秘魯國に漂著せる日本人 青空文庫
使いをやって正金銀行で換えた金貨は今|鋳出されたような光を放って懐中の底にころがっていたが、それをどうする事もできなかった。
有島武郎 或る女 青空文庫
葉子の紙入れの中には正金銀行から受け取った五十円金貨八枚がはいっている。
有島武郎 或る女 青空文庫
そして小切手はすぐに正金に換えられた。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
毎月三圓宛殘して年に三十六圓、三年辛抱すれば百圓の餘にもなる、歸りに半分だけ衣服や土産を買つて來ても、五十圓の正金が持つて歸られる。
石川啄木 天鵞絨 青空文庫
帰りに半分だけ衣服や土産を買つて来ても、五十円の正金が持つて帰られる。
石川啄木 天鵞絨 青空文庫
作例 · 標準
取引の支払いは、手形ではなく正金で行うのがこの店のルールだ。
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幕末の混乱期、人々は紙幣よりも価値の安定した正金を求めた。
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金庫の中には、金貨や銀貨といった正金がぎっしりと詰まっていた。
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2
標準
specie (esp. of gold and silver)
作例 · 標準
貿易決済のために、大量の正金が海外へ流出していった。
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正金での支払いを要求され、慌てて両替商へ駆け込んだ。
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当時の貨幣制度では、正金と紙幣の交換比率が頻繁に変動した。
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3
標準
specie bank
作例 · 標準
正金しょうきん)からの融資を受けて、新しい工場を建設する。
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彼は横浜にある正金で働いており、為替のプロとして名高い。
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父は正金に勤めていた頃の思い出話を、よく聞かせてくれた。
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