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カビ臭い

かびくさい異読 カビくさい
形容詞
1
標準
smelling of mold
文例 · 用例
」 私はさもさも物臭さうにふところ手のまゝ脊骨を棒のやうに突つ張らせてぶつ/\いつてゐたが、銑太郎は物をも言はず先に立つて、夫々の手に提電灯の用意をすると、家内の者の眼を盗みながらカビ臭い土蔵脇の忍口から、颯つとばかりに荒波の中へ跳び込むやうに身を交して走り出た。
牧野信一 冬物語 青空文庫
「そりやア文学青年なんていふ代物は、十中の八九までそんなものさ、フツフツフ……あゝカビ臭いカビ臭い
牧野信一 青空文庫
揚げ蓋の下が、窖への、下り口になっているので、カビ臭い、しめっぽい匂いがムウと来る。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
「八、此處が臭いよ、開けて見な」「へエー」 八五郎の金剛力を出す迄もなく、空屋の戸はわけもなく開いて、中からはカビ臭い空氣――とは似もつかぬ、爽やかなものを感じさせる、明るさと華やかさが匂ふのです。
閉された庭 錢形平次捕物控 青空文庫
間もなく、浩一郎|母子の降りて来た道から、葉巻の匂いがプンと先ぶれをして来ました、冷たいカビ臭い地下の密室に、上等の葉巻の匂い、何んというそれは不思議な取合せでしょう?
野村胡堂 古銭の謎 青空文庫
ムツとカビ臭い風が吹き上がつて、床下には何やら散らばつた物があるのです。
小判の瓶 錢形平次捕物控 青空文庫
香椎六郎が先頭、次は麗子、殿は加奈子、カビ臭い風が顔を撫でて、その気味の悪さというものはありませんが、今はもう三人とも緊張し切って、ろくに口をきく者もありません。
野村胡堂 向日葵の眼 青空文庫
階段を降りたら、マッチが使えるからな」 慎重に階段を下りて、じめじめしたカビ臭い地下室へ行き、それから反対側の階段を上り、そこでガードンがマッチをつけた。
The Mystery of the Four Fingers 謎の四つ指 青空文庫
作例 · 標準
地下室の空気がよどんでいて、なんだかカビ臭い匂いがする。
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長年開けていなかった押し入れから、カビ臭い布団を取り出した。
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古着屋さんに入ると、独特のカビ臭いような匂いがする時がある。
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2
標準
old-fashioned
作例 · 標準
彼の冗談は、いつもカビ臭くて誰も笑わないんだ。
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「そのジェスチャー、ちょっとカビ臭いんじゃない?」と友人に指摘された。
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いまだに電報を使うなんて、カビ臭い考え方だな。
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カビ臭い(かびくさい) — 幻辞.com