幻辞.com

松寿

しょうじゅ
名詞
1
標準
文例 · 用例
一座の俳優は市川福之丞、市川駒三郎、嵐鱗昇、市川鯉之丞、尾上松寿、中村竹三郎などであった。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
先年、小山松寿が議長になったとき、人はああいう処世術でやってきた方がいいのかな、と思ったのだ。
佐藤垢石 議会見物 青空文庫
しかしね、私は先だってからここの松寿園に滞在して酒匂の川尻の黒鯛を狙っているのですけれど、三木の選挙がどうなるかということを考えると、頭がこんがらがって、魚の当たりなど少しも分かりませんやね。
佐藤垢石 春宵因縁談 青空文庫
昨日、国許の家臣から参った消息によれば、御嫡子の松寿丸どのには、いよいよ健やからしく、また、馴れぬ周囲の者にも、ようやく懐いて、息災でおられる由、御安心なさるがよい」 と、いった。
第五分冊 新書太閤記 青空文庫
官兵衛は、にことして、「いや、重治どののお国許にある限りは、松寿丸の身には何の心配もありません。
第五分冊 新書太閤記 青空文庫
松寿丸――後の黒田長政――は官兵衛|孝高の嫡子であるが、夙に、官兵衛が将来を察して、款を信長に通じたときから、その子を、質子として、信長にさし出してあった。
第五分冊 新書太閤記 青空文庫
――かねて秀吉より重治の国許へ預けおいてある黒田官兵衛の質子松寿丸を、すぐ打首にして、父官兵衛のおる伊丹城へ送ってやれ――と」「……はッ」 信盛は頭を下げた。
第五分冊 新書太閤記 青空文庫
松寿丸とか申したな。
第五分冊 新書太閤記 青空文庫