牽掣
牽掣
名詞
標準
文例 · 用例
イツの時代にも保守と急進とは相対立して互に相反撥し相牽掣する。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
巌神観牛馬市巌神四月開牛会 ※心腸黒於牛 那因顧我窮民憂 願使牛価不太貴 貧農深耕戸々秋 拍手声裡各牽掣 子母相別呼且答 牟々東西去尽後 市上畳余牛糞塔 山間小市街の一風俗画、光景さながら指点する如くである。
— 中村憲吉 『頼杏坪先生』 青空文庫
猜疑心の強い支那人は、他人の爲すべきことには牽掣を加へて、自分の爲すべきことは推と牽掣では一事も成功する筈がない。
— 桑原隲蔵 『支那人の妥協性と猜疑心』 青空文庫
光緒三十一年(明治三十八)に、貝子載振が中國の官制改革を奏請した時に、推※と牽掣を擧げて、中國官制の二大弊竇と指摘して居る。
— 桑原隲蔵 『支那人の妥協性と猜疑心』 青空文庫