礼盤
らいばん
名詞
標準
platform in front of a temple's principal image, from which the officiating monk chants
文例 · 用例
前方には、竹帙形に編んだ礼盤が二座、その左端に火焔太鼓が一基、その根元に笙が一つ転がっている。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
二つの礼盤の中央には、五鈷鈴や経文を載せた経机が据えられ、右の座の端には、古渡りらしい油時計が置かれてあった。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
そして、礼盤の突当りに掲げてある、「五秘密曼陀羅」の一幅を記せば、配置の説明の全部が終るのである。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
尼僧浄善の屍体は、両眼を※き、階段の方を頭に足首を礼盤の上に載せて、四肢を稍はだけ気味に伸ばしたまま仰向けに横たわっていた。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
然し、試みにその一つを、三階の突出床から、礼盤の前方にかけて張ってある紐に結び付けてみても、床から五寸余りも隙いてしまう。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
礼盤の右手は浄善、左手の火焔太鼓に寄った方が推摩居士の座になって居りまして、つまり、推摩居士に現われる竜樹の御言葉を、書院の中にある管の端から聴くので御座います。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
左手の推摩居士が坐っていた礼盤から始まって、三階へ行く階段の方角へ点々と連なっているのが、中央の塊状を中心に、前方に三つ後方に一つ、それぞれに鏃形をした、四星形の微かな皮紋であって、その形は、疑うべくもない巨鳥の趾跡だった。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
しかも、前方から歩んで来て、礼盤の縁で止まっている。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
住職が礼盤に座り、読経を始めると、堂内に荘厳な空気が流れた。
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法要の準備として、仏具を磨き、礼盤のしつらえを整えた。
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歴史ある寺院の礼盤は、長年の修行によって美しく磨き上げられている。
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