鼠賊
そぞく
名詞
標準
petty thief
文例 · 用例
膝元荒す鼠賊風情を要らぬ匿い立て致さば、当山御|貫主に対しても申し訳なかろうぞ」「黙らっしゃい。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
よいよい、信徒を荒し霊地を荒す鼠賊めを、霊地を預かり信徒を預かる院代が匿もうて、五万石の寺格が立つと申さるるならば、久方ぶりに篠崎流の軍学大出し致してつかわそうぞ。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
今の社會は鼠賊の寄合で道徳とかいふものは其鼠賊共が、暗中の隱密主義を保持してゆく爲めの規約だ。
— 石川啄木 『漂泊』 青空文庫
鼠賊をして鼠賊以上の行爲なからしめんが爲めには、法律という網がある。
— 石川啄木 『漂泊』 青空文庫
學校といふ學校は、皆鼠賊の養成所で、教育家は、好な酒を飮むにも隱密と飮む。
— 石川啄木 『漂泊』 青空文庫
『這※社會だから、赤裸々な、堂々たる、小兒の心を持つた、聲の太い人間が出て來ると、鼠賊共、大騷ぎだい。
— 石川啄木 『漂泊』 青空文庫
そこで其種の聲の太い人間は、鼠賊と一緒になつて、大笊を抱へて夜中に林檎畑に忍ぶことが出來ぬから、勢ひ吾輩の如く、天が下に家の無い、否、天下を家とする浪人になる。
— 石川啄木 『漂泊』 青空文庫
』『そこでだ、若し後藤肇の行動が、後前見ずの亂暴で、其亂暴が生來で、そして、果して眞に困つちまふものならばだね、忠志君の鼠賊根性は怎だ。
— 石川啄木 『漂泊』 青空文庫
作例 · 標準
その鼠賊は、夜中に店の裏口から忍び込み、レジから現金を盗んだ。
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村人たちは、畑を荒らす鼠賊の捕獲に躍起になっていた。
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警官は、頻繁に空き巣に入る鼠賊の情報を集めている。
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