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ペン軸

ペンじく
名詞
1
標準
penholder (handle into which a penpoint fits)
文例 · 用例
机の上には当時まだ珍品であつたペン軸型の万年筆や硯箱の彼方には、硝子の中に昆虫の這入つた文鎮が置いてある。
中原中也 引越し 青空文庫
剛くなつた指がナイフを握つてゐるのが、役所でペン軸を持つてゐるのと同じやうに見える。
DAS FAMILIENFEST 祭日 青空文庫
夫でペリカンの方でも半ば余に愛想を尽かし、余の方でも半ばペリカンを見限って、此正月「彼岸過迄」を筆するときは又|一と時代退歩して、ペンとそうしてペン軸の旧弊な昔に逆戻りをした。
夏目漱石 余と万年筆 青空文庫
そのうちにその九州日報を首になりましたので、私は書きたい材料をウンウン云うほどペン軸に内訌させたまま山の中に引込んで、そんな材料をポツポツペン軸から絞り出して行くうちに、山の中特有の孤独な、静寂な環境のせいでしょうか。
夢野久作 スランプ 青空文庫
しかし、それでも有難いことに、とにもかくにもペンの方で動いてくれましたので、私もそのペン軸に取り縋り取り縋り、今日まで月日を押し送って来ましたが、最近……と云っても昨年末から、そのペンが一寸も動かなくなったのです。
夢野久作 スランプ 青空文庫
耳のうしろへペン軸をはさんでいる。
夏目漱石 三四郎 青空文庫
アテナ・インクの瓶がそのまんま置いてあって、そこへペン先をもって行っては書いているのだが、そのペン軸を従妹がくれたのは、もう何年前のことだったろう。
宮本百合子 机の上のもの 青空文庫
そこには古びた燕尾服を着て眼鏡をかけた白髪の係員がテーブルに向かって、ペン軸を口にくわえたまま、受けとった銅貨の勘定をしていた。
ニコライ・ゴーゴリ 青空文庫
作例 · 標準
ガラス製のペン軸にインクを付けて、手紙をしたためる。
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手になじむ木製のペン軸を長年愛用している。
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ペン先をペン軸から取り外して、きれいに洗った。
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