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状袋

じょうぶくろ
名詞
1
標準
envelope
文例 · 用例
せめて状袋にでも入れて「正岡子規自筆根岸地図」とでも誌しておかないと自分が死んだあとでは、紙屑になってしまうだろうと思う。
寺田寅彦 子規自筆の根岸地図 青空文庫
状袋の裏には、牛込区若松町百卅七田山花袋とある。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
九月一日の朝、最後の筆を加えた後に、これを状袋に入れて、本誌に送るつもりで服のかくしに入れて外出した。
寺田寅彦 石油ランプ 青空文庫
よくよく見ているとその中のある物は状袋のたばを束ねてある帯紙らしかった。
寺田寅彦 浅草紙 青空文庫
」 お品は受取って、青い状袋の上書をじっと見ながら、片手を垂れて前垂のさきを抓んで上げつつ、素足に穿いた黒緒の下駄を揃えて立ってたが、一寸飜して、裏の名を読むと、顔の色が動いて、横目に框をすかして、片頬に笑を含んで、堪らないといったような声で、「柳ちゃん、来たよ!
泉鏡花 三尺角 青空文庫
」貝の火兄弟商会の、鼻の赤いその支配人は、ねずみ色の状袋を、上着の内衣嚢から出した。
宮沢賢治 楢ノ木大学士の野宿 青空文庫
」大学士は別段気にもとめず、手を延ばして状袋をさらひ、自分の衣嚢に投げこんだ。
宮沢賢治 楢ノ木大学士の野宿 青空文庫
」大学士は上着の衣嚢から鼠いろの皺くちゃになった状袋を出していきなり投げつけた。
宮沢賢治 楢ノ木大学士の野宿 青空文庫
作例 · 標準
書き上げた手紙を丁寧に折りたたみ、上質な和紙で作られた状袋に収めた。
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「その状袋の中に、お世話になった方へのお礼の品を同封しておきました」
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机の引き出しを整理していたら、昔の友人からの懐かしい状袋が出てきた。
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