やあらへん
やあらへん異読 やあれへん
表現
標準
is not
文例 · 用例
――〆さんがな、いつまでも……」 言いかけて、羅宇しかえ屋の婆さんは話をかえて、「――いつまで、あんた足|洗てなはんネ、水は只やあらへんぜ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
長屋の寄り合いには無くてかなわぬ落語家の〆団治も、今夜は普通の晩やあらへんさかいと、滑稽口を封じられて、渋い顔をしていたが、けれど、さすがに黙って居るのは辛いと見えて、腑抜けている他吉の傍へ寄り、「他あやん、そんな暖簾に凭れて麩噛んだみたいな顔せんと、もっと元気出しなはれ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
水は只やあらへんぜ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
自身にも言い聴かせて「私は何も前の奥さんの後釜に坐るつもりやあらへん、維康を一人前の男に出世させたら本望や」そう思うことは涙をそそる快感だった。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
わてはなにも運転手さんやあらへん。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
「――この罰当りめ、この罰当りめ、こら、大凶云ふのは来年だけのことやあらへん、お前の一生が大凶やがな、……うちのおみくじにけちをつけやがつて!
— 武田麟太郎 『大凶の籤』 青空文庫
わては何も、是非森田と添ひたいいふんやあらへん。
— 加能作次郎 『乳の匂ひ』 青空文庫
「おまはん、そんなこと言ふもんやあらへん。
— 加能作次郎 『世の中へ』 青空文庫
作例 · 標準
「そんなこと言うても、もう使えるお金なんか一円もやあらへん。」
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「あいつの言うことなんて、これっぽっちも信用できやあらへんわ。」
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「君が探してる本なら、家の中のどこにもやあらへんで。」
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