底の国
そこのくに
名詞
標準
underworld
文例 · 用例
そこは大体、地上と交通のない地底の国のはず。
— 地軸二万哩 『人外魔境』 青空文庫
地底の国、アジア、アフリカ両大陸にまたがる想像界の大盲谷が、いま三人によって白日下に曝されようとする。
— 地軸二万哩 『人外魔境』 青空文庫
いざなぎの命の据ゑられた千引きの岩も、底の国への道を中絶えにすることが出来なかつた。
— 異郷意識の起伏 『妣が国へ・常世へ』 青空文庫
常世に対して「根の国底の国」を考へ、其を地下那落にあるものと見る事になつたのは、葬法の変化からも来てゐるが、主としては常世と区別する為であり、又常世を浄化して天上に移す様になつてからの事である。
— 折口信夫 『「とこよ」と「まれびと」と』 青空文庫
しかも地上にあるのならとにかく、海底の国にこんな造船所を設備して、いったい何になるのであろうかと、僕はふしぎに思いながら、そのすばらしい機械の動きに目をみはっていた。
— 海野十三 『海底都市』 青空文庫
六 根の国・底の国祓禊の基礎となる観念は、やはり唯海原に放つだけではなく、此土の穢れを受けとる海のあなたの国を考へて居たものと思はれる。
— 常世の国 『古代生活の研究』 青空文庫
「かくかゝ呑みてば、気吹戸にいますいぶきどぬしと言ふ神、根の国・底の国にいぶき放ちてむ。
— 常世の国 『古代生活の研究』 青空文庫
大祓詞の方も、底の国といふ語に重きをおいて考へれば、海中深く吹き込むと説ける。
— 常世の国 『古代生活の研究』 青空文庫
作例 · 標準
昔話では、死んだ魂は底の国へ旅立つと言われている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は悪の組織の根城を底の国と呼んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
地下深く潜ると、まるで底の国に来たような錯覚に陥る。
幻辭AI · gemini-2.5-flash