相手次第
あいてしだい
名詞形容動詞
標準
changing one's attitude or response according to who one is talking to or dealing with
文例 · 用例
代助の考によると、誠実だらうが、熱心だらうが、自分が出来合の奴を胸に蓄はへてゐるんぢやなくつて、石と鉄と触れて火花の出る様に、相手次第で摩擦の具合がうまく行けば、当事者|二人の間に起るべき現象である。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
それは相手次第によっては、彼女もまた日常の万事に気のきいた楽しい家庭婦人となりうるのではないかと思われた。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
すべて相手次第で態度を変えることが必要で、そして無難です。
— 蛍 『源氏物語』 青空文庫
すこしはこれで、鬼にもなれば、仏にも、相手次第でどうにもなる女なのさ――だけど、ねえ、いのちがけで想い込んだお前、決して、御迷惑になるようなことは、したかあないのですよ」 雪之丞、苦い思いで、杯を干して返して、「思召しは、ほんとうにうれしゅうござります。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
代助の考えによると、誠実だろうが、熱心だろうが、自分が出来合の奴を胸に蓄わえているんじゃなくって、石と鉄と触れて火花の出る様に、相手次第で摩擦の具合がうまく行けば、当事者|二人の間に起るべき現象である。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
けれども、谷崎や志賀に、そのような新出発が先ずほとんど有り得ないのにくらべて、将棋の場合は、相対ずくの勝負であるから、相手次第で、新展開が行われないとは限らない。
— 坂口安吾 『坂口流の将棋観』 青空文庫
いひかへれば、われ/\は同じ時間を愉快にすごすのも退屈してすごすのも、多くは一緒にゐる相手次第だといふことがいへるのであります。
— 岸田國士 『生活のうるほひ』 青空文庫
相手次第で変化しろ、馬鹿の一つ覚えほど真実に遠いものはない、これはタイタイ大先生の言葉だと云つたら、とてもビックリしたわよ。
— 坂口安吾 『破門』 青空文庫
作例 · 標準
彼の態度は相手次第でころころ変わるので、信用できない。
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交渉の結果がどうなるかは、結局のところ相手次第だ。
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あの人は相手次第で言うことを変えるから、注意した方がいいよ。
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