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師と仰ぐ

しとあおぐ
動詞-五段-ガ行
1
標準
to look up to (a person) as one's preceptor
文例 · 用例
自分の師と仰ぐものはイエス・クリストじゃない、悪魔に魂を売った独逸の魔法使いファウストだってんで、ありとあらゆる科学的な悪事のやり方が、自分の体験と一緒に、それ相当の悪魔式のお説教を添えて書いてあります。
夢野久作 悪魔祈祷書 青空文庫
その頃まだ「一代男」すら通読していなかった私は、あわてて西鶴を読みだし、スタンダールについでわが師と仰ぐべき作家であることを納得した。
織田作之助 わが文学修業 青空文庫
私は未だ藤龍軒を師と仰ぐ念も涌かなかつたのであるが、弟子と決められてしまつた上は師と称ばねばなるまいぞと覚悟して空を仰いだ。
牧野信一 天狗洞食客記 青空文庫
直接先生から教を受けた者はもちろん、そうでない人々にも先生を師と仰ぐ者が多いのは、先生の哲学の偉大さに依ることは云うまでもないが、こうした先生の人柄にも依ることであろう。
三木清 西田先生のことども 青空文庫
なぜなら、処女を失った女の日ごとの異変とその酔態に彼ほど熱心でマジメで深刻な見学者はいなかったのですし、それを摂取して成長すらもとげており、かかる異変を現実に示してくれたセラダに対して、彼は敵意どころか、むしろ師と仰ぐていの渇仰や共鳴を深めたとしてもフシギとは思われないからです。
坂口安吾 裏切り 青空文庫
この意味に於いて我等に「無理」を強ひる力のないものは、我等の師と仰ぐに價ひせぬものである。
阿部次郎 三太郎の日記 第三 青空文庫
我等は固より彼を知悉して後に彼を師と仰ぐのではなくて、一種の豫感に導かれて未知の師に牽引されるのである。
阿部次郎 三太郎の日記 第三 青空文庫
また、過去の人間、即ち我々が先輩である人々が遺してくれた美術芸術の数々、これらを指して益友と言うが妥当か、師と仰ぐが正しいか、これは自己の見識できめてよいとして、いずれにしても故人遺すところの芸術は手も届かぬ高さに麗しく光るものが多く有り、驚嘆に価いする事業を見る。
北大路魯山人 坐辺師友 青空文庫
作例 · 標準
彼はその画家を師と仰ぎ、日々精進している。
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多くの弟子が彼を師と仰ぎ、教えを請いに来た。
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私は人生の節目で、彼を師と仰ぐようになった。
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