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黒焼き

くろやき
名詞名詞-の形容詞
1
標準
charring
文例 · 用例
帰って来て※々吉田は自分の母親から人間の脳味噌の黒焼きを飲んでみないかと言われて非常に嫌な気持になったことがあった。
梶井基次郎 のんきな患者 青空文庫
そしてそれを村の焼場で焼いたとき、寺の和尚さんがついていて、「人間の脳味噌の黒焼きはこの病気の薬だから、あなたも人助けだからこの黒焼きを持っていて、もしこの病気で悪い人に会ったら頒けてあげなさい」 そう言って自分でそれを取り出してくれたというのであった。
梶井基次郎 のんきな患者 青空文庫
「それは今ここで教えてもこの病院ではできまへんで」 そしてそんな物々しい駄目をおしながらその女の話した薬というのは、素焼の土瓶へ鼠の仔を捕って来て入れてそれを黒焼きにしたもので、それをいくらか宛かごく少ない分量を飲んでいると、「一匹食わんうちに」癒るというのであった。
梶井基次郎 のんきな患者 青空文庫
八 黒焼き 学生時代に東京へ出て来て物珍しい気持ちで町を歩いているうちに偶然出くわして特別な興味を感じたものの一つは眼鏡橋すなわち今の万世橋から上野のほうへ向かって行く途中の左側に二軒、辻を隔てて相対している黒焼き屋であった。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
関東大震災にはたぶんあのへんも焼けたであろうが、つい先日電車であのへんを通るときに気をつけて見ると昔と同じ場所と思わるる所に二軒の黒焼き屋が依然として存在している。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
一軒は昔ふうの建築であり他の一軒は近代的洋風の店構えになっているのであるが、ともかくも付近に対して著しく異彩を放つ黒焼き屋であることには昔も変わりはないようである。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
いったい黒焼きがほんとうに病気にきくだろうかという疑問が科学の学徒の間で問題に上ることがある。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
甲種の科学者は頭から黒焼きなんかきくものかと否定してかかる。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
作例 · 標準
山火事の後、焦げ付いた木々の黒焼きが痛々しく残っていた。
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土器の製造工程で、窯の中で黒焼きにする作業は重要な段階だ。
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彼は、火で炙った木炭を黒焼きにして、デッサン用の画材を作った。
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2
標準
traditional medicine made from charred ingredients
作例 · 標準
昔ながらの黒焼き玄米は、健康食品として注目されている。
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民間療法として、特定の薬草を黒焼きにして粉末にしたものを服用する。
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病気の治療に、祖母は手作りの黒焼きニンニクを勧めてくれた。
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