回りくどい
まわりくどい
形容詞
標準
circuitous
文例 · 用例
また、なにか回りくどい冗談をしかけているのかもしれない。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
こういう回りくどい間接な接近の仕方を選んだというのも、結局、風俗という観念にもう少し重大な理論的意義を認めよということが専ら云いたかったからであって、さっき第一に風俗が道徳にぞくする所以を強調したが今度は第二に、風俗が思想的な本質を持ったものだということを強調したい。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
気に入ったのがあるなら、そんな回りくどいことをせずに、広小路の店へ乗込んで行って、温かい茶一杯で半日も粘る術があるじゃないか」「そう思うのは素人量見で――銭形の親分の前だが、情事にかけちゃ、丹波彌八郎や網干の七平の足許にも寄りつけない」「何んだい。
— 腰抜け彌八 『銭形平次捕物控』 青空文庫
何も回りくどい話をするまでもない、現にこういう例があります。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
だから大阪弁の「そうだ」は文字には書けず、私など苦心惨憺した結果「そうだ(す)」と書いて、「そうだす」と同じ意味だが、「す」を省略した言葉だというまわりくどい説明を含んだ書き方でごまかしているのである。
— 織田作之助 『大阪の可能性』 青空文庫
この人に頼むことがあったのだわ) 尾行記のことで頼むために、わざわざ会うているのではなかったかと、彼女はまわりくどい径路を通ったあげく、やっとその結論に到達した。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
人相とか年かっこうでもわかっていりゃ、こんなまわりくどい捨て石なんか打たなくたっていいんだが、ただ深川の八幡にいた八卦見といっただけじゃ、どうせあいつらは渡り者なんだもの、どれがどいつだかわからんじゃねえか。
— なぞの八卦見 『右門捕物帖』 青空文庫
そのせがれなら、いかにならず者でも武士のはしくれだから、武士ならばかたき討つのに、あんなまわりくどいまねはしないよ。
— 生首の進物 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
彼の回りくどい説明に、みんな途中で飽きてしまった。
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回りくどい言い方はやめて、はっきり言ってほしい。
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いつも回りくどい質問ばかりで、なかなか本題に入らない。
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