堂奥
どうおう
名詞
標準
secret knowledge
文例 · 用例
のべる(叙景の叙であり、抒情の抒である、のべることがゑがくこととなる)、境地、風格、一家を成す、堂奥に入る。
— 伊佐行乞 『行乞記』 青空文庫
無論、自然の堂奥に入らうとするには、常識ばかりではその扉を開くことは出来ないが、直覚が必要ではあるが、しかし直覚と思つて、実は想像であり、幻影であり、単なる要求であるものよりも、ある律を、ある法則をつかんで来てゐるだけそれだけ常識の方が自然に向つて、コツコツ歩を進めてゐる形になる。
— 田山録弥 『エンジンの響』 青空文庫
仏教の苦集滅道を単に破壊的思想と見、無常寂滅を単に虚無と観ずるやうな悟道者は、未だ決してその仏教の堂奥に入つて行つたものとは言ふことが出来ない。
— 田山録弥 『生滅の心理』 青空文庫
それは自己の外に建てられるようなものではなくて、自己の魂の堂奥に建てられるものである。
— 三木清 『語られざる哲学』 青空文庫
私のうちに去来するもろもろの心は自己の堂奥に祀られたるものの直接的な認識を私に喚び起させるために生成し、発展し、消滅する。
— 三木清 『人生論ノート』 青空文庫
作例 · 標準
武道の堂奥を極めるには、長年の修練が必要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼はその学問の堂奥に通じた、数少ない学者の一人だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
師匠から伝授されたのは、単なる技ではなく、この道の堂奥だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash