説を立てる
せつをたてる
表現動詞-一段
標準
to put forward a theory
文例 · 用例
その外にも、いろいろ勝手な臆説、仮説を立てるものもあった。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
私は人より異説を立てることを好まないが、いつもそれに従うこともまた常識として赦されない。
— 横光利一 『北京と巴里(覚書)』 青空文庫
ヴントのような専門の大家に対して異説を立てるのははなはだ恐縮ですが、私のは、こう行かないと説明になりませんから、こうしておきます。
— 夏目漱石 『創作家の態度』 青空文庫
此蠻勇の力、それが積り積つて見ると、運動の爲とか、好奇の慾とか、そればかりで承知が出來なくなつて、初めて研究といふ事に重きを置く樣になり、進んでは自分で學説を立てるとまで――先づ今日では成つたのである。
— 蠻勇の力 『探檢實記 地中の秘密』 青空文庫
と云ふものは、碌々貝塚を發掘して見もせずに、直ちに地中の秘密を知つた振をして、僅少なる遺物を材料に、堂々たる大議論を並べ、然うして自個の學説を立てるのに急な人が無いでも無い。
— 蠻勇の力 『探檢實記 地中の秘密』 青空文庫
この時に当て必要なるは所謂不偏不党の説であるが、扨その不偏不党とは口でこそ言え、口に言いながら心に偏する所があって一身の利害に引かれては迚も公平の説を立てる事が出来ない。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
又、右の二つの想像を、都合よく融合させて、さし障りのない語原説を立てることも出来る。
— 異郷意識の起伏 『妣が国へ・常世へ』 青空文庫
其自由貿易と云ふフイロソフイーは吾々は西洋の學者から習つたのでありますが、併しながら學者が説を立てる以前に日本には事實に於て自由貿易はあつたのです。
— 竹越與三郎 『日本の眞の姿』 青空文庫
作例 · 標準
気鋭の物理学者が、宇宙の起源に関する全く新しい説を立て、世界中が注目した。
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独自の説を立てるのは自由だが、それを裏付ける客観的な証拠が不可欠だ。
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犯人は内部の人間であるという説を立てて、刑事が慎重に裏取り捜査を進めている。
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