帯紙
おびがみ
名詞
標準
wrapper band
文例 · 用例
よくよく見ているとその中のある物は状袋のたばを束ねてある帯紙らしかった。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
」「ハッハッハッハッ……」 笑い声が帯紙を吹きとばす。
— 矢田津世子 『罠を跳び越える女』 青空文庫
欅の梢の見える横丁を行くと、青々とした樒の葉が何杯も手桶に入れてあって、線香の赤い帯紙が妙なにぎわいを店頭に与えている花屋の角へ出た。
— 宮本百合子 『朝の風』 青空文庫
その本の表紙の帯紙に、あなたは「朝鮮戦乱勃発のその日から、私は(何かかくされている)という疑惑に悩まされつづけてきた。
— 三好十郎 『清水幾太郎さんへの手紙』 青空文庫
たかが帯紙に印刷されたスイセン文をトッコにして、あげ足を取ろうとしているようにとられては困ります。
— 三好十郎 『清水幾太郎さんへの手紙』 青空文庫
念のため、あなたの右の帯紙のご文章を、私は「朝鮮戦争は最初、北鮮側が南鮮に侵入してきたために勃発したと、アメリカ当局も日本の商業新聞の報道も言った。
— 三好十郎 『清水幾太郎さんへの手紙』 青空文庫
それを示すこともできず、同時に、右の帯紙のご文章を取消しもなさらなければ、私および私に似たような者たちは、失礼ながらあなたを、一個のみごとなるチンドン屋とみる以外にないでありましょう。
— 三好十郎 『清水幾太郎さんへの手紙』 青空文庫
作例 · 標準
例句