漁る
あさる異読 すなどる・いさる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to fish
文例 · 用例
興津を過ぐる頃は雨となりたれば富士も三保も見えず、真青なる海に白浪風に騒ぎ漁る船の影も見えず、磯辺の砂雨にぬれてうるわしく、先手の隧道もまた画中のものなり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
その頃は「成功」なぞという言葉が特に取出されて流行し、娘たちはハイカラ髷という洋髪を結っている時代で虫食いの図書遺品を漁るというのはよくよく向きの変った青年に違いなかった。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
開くでもなしに、弁当を熟々視ると、彼処の、あの上包に描いた、ばら/\蘆に澪標、小舟の舳にかんてらを灯して、頬被したお爺の漁る状を、ぼやりと一|絵具淡く刷いて描いたのが、其のまゝ窓の外の景色に見える。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
細長い指を苛立たしげに慄わせて、幾度となく焦点を更えては、何時迄も、何時迄も、大東京の市街の表に刻まれた一つ一つの物蔭を丹念に漁るつもりらしかった。
— 渡辺温 『風船美人』 青空文庫
海の魚介類は、漁師の漁る灯火の下に、群をなして集つて来るし、山野に生棲する昆虫類は、人家の灯火や弧灯に向つて、蛾群の羽ばたきを騒擾する。
— 萩原朔太郎 『月の詩情』 青空文庫
加茂川は、やや水嵩増して、ささ濁りの流勢は河原の上を八千岐に分れ下へ落ちて行く、蛇籠に阻まれる花|芥の渚の緑の色取りは昔に変りはないけれども、魚は少くなったかして、漁る子供の姿も見えない。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
そうあきらめて私は叔母と共に住む家庭の日常生活を普通に送り乍ら、その間に旅行案内や地図を漁ることも怠らなかった。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
こんなものの中にも餌があるのか、烏が下り立って、嘴で掻き漁る。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
作例 · 標準
例句が必要です。
この言葉を使った例文です。
標準
to look for
作例 · 標準
例句が必要です。
この言葉を使った例文です。
標準
to go on a spree (spending, reading, etc.)
作例 · 標準
例句が必要です。
この言葉を使った例文です。