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天馬空を行く

てんばくうをゆく
表現動詞-五段-行く
1
標準
to advance unobstructed
文例 · 用例
なぜならば僕の「英雄」は、君の自ら羞恥して克服した所の、昔の天馬空を行く自然性にあつたのだから。
萩原朔太郎 室生犀星に與ふ 青空文庫
一度其|赫灼たる霊光の人の胸中に宿るや嬋妍たる柳眉玉頬の佳人をして、猶|且つ這般天馬空を行くの壮事あらしむる也。
石川啄木 閑天地 青空文庫
木綿ちゃんの行動は天馬空を行くがごとくで、四畳であろうが、百畳であろうが、木綿ちゃんにそんな差別はない。
伊藤左千夫 水籠 青空文庫
此の如く要求と本質との極端なる矛盾を、むしろ要求に應ずるの力なき薄弱なる本質を、包んでゐる凡人の立脚地から、フランシスのやうな天才の――フランシスのやうな人こそ根本的の意味に於いて「天才」である――天馬空を行くやうな生涯を瞻仰すれば、實に羨しいと云ふより外の言葉もない事を感ずる。
阿部次郎 三太郎の日記 第二 青空文庫
ところが、驚いたことに、フォイアマンの実演を聴いて、私は、技巧のための技巧といった感じを少しも受けなかったばかりでなく、その天馬空を行くような、寛達自在な表現に魅せられて、全く息を吐くのも忘れたほど感動してしまったのである。
野村長一 名曲決定盤 青空文庫
――天馬空を行くような、希望への駈足は、すこしも見えない。
第三分冊 新書太閤記 青空文庫
作例 · 標準
彼の雄大な書道は、まるで天馬空を行くがごとく、どこにもとらわれなかった。
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新プロジェクトは、まさに天馬空を行く勢いで進められている。
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彼の自由奔放な発想は、常に天馬空を行くようなスケールだった。
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天馬空を行く(てんばくうをゆく) — 幻辞.com