優勝劣敗
ゆうしょうれっぱい
名詞
標準
survival of the fittest
文例 · 用例
優勝劣敗の由つて起るところ、茲に存せずんばあらざるなり。
— 北村透谷 『内部生命論』 青空文庫
資本主義文化が体現するところの、虚無思想、唯物思想の機構の中に、血も涙も無い無良心な、獣性丸出しの優勝劣敗哲学と、功利道徳の行き止まり状態を発見したに違いない。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
当時の藩閥と、政党者流の行き方は、正にこの西洋流の優勝劣敗哲学、唯物一点張りの黄金崇拝式功利道徳の顕現であった。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
白人の武器とする科学文明、白人の外交信条とする無良心の功利道徳が作る惨烈なる生存競争、血も涙も無い優勝劣敗掴み取りのタダ中に現在の日本が飛込むのは孩子が猛獣の檻の中にヨチヨチと歩み入るようなものであります。
— 夢野久作 『父杉山茂丸を語る』 青空文庫
儂熟針を蓄え、優勝劣敗、弱肉強食、日々に鷙強の欲を逞しうし、頻りに東洋を蚕食するの兆あり、しかして、内我が国外交の状態につき、近く儂の感ずる処を拳ぐれば、曩日に朝鮮変乱よりして、日清の関係となり、その談判は果して、儂ら人民を満足せしむる結果を得しや。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
さしもに飛ぶ鳥を落す勢いの美妙斎の人気も一時にガタ落ちがして、紅葉|露伴が取ってこれに代ったのは、畢竟欧化主義と国粋主義との勢力消長に原因しているので、強ち紅葉と美妙斎との芸術的優勝劣敗ではないのである。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
生存競争とか優勝劣敗とか、適者生存とかいう学問上の言葉を、一番手っ取り早く説明するのは電車の昇降であるが、それにしても東京のはあまり極端である。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
前に云った電車の昇降口の生存競争、優勝劣敗から来る個人主義は車の中までも押し及ぼされて来ることは無論で、時と場合では、福岡あたりでは滅多に見られぬ、釣り皮の奪い合いまで行われるようになっている。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
作例 · 標準
自然界はまさに優勝劣敗の世界で、強いものが生き残る。
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この業界は優勝劣敗が激しく、常に新しい戦略を考えなければならない。
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厳しい試合でしたが、まさに優勝劣敗という言葉がふさわしい、白熱した展開でした。
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