適言
てきげん
名詞
標準
文例 · 用例
―― 確か菊池寛氏だつたかと思ふが、「芥川の作品は銀のピンセツトで人生を弄んでゐるやうな、理智の冷たさがある……」と云ふ意味の事を述べてゐたのを、私は適言だと思って未にはつきり憶えてゐる。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
果生ずるがゆえに断にあらず、因滅するがゆえに常にあらず、断にもあらず常にもあらず、これ縁起の理なるが故なり」と)法華玄義曰、心如幻焔、但有名字、名之為心、適言其有、不見色質、適言其無、復起慮想、不可以有無思度故、故名心為妙。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
しかし私にはこれは適言であると思われる。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫