岩飛び
いわとび
名詞
標準
文例 · 用例
「里人|岩飛とて岸の上より水底へ飛入て川下におよぎ出て人に見せ銭をとる也|飛ときは両手を身にそえ両足をあわせて飛入水中に一|丈ばかり入て両手をはれば浮み出るという」とあって、名所図会にはその岩飛びの図が出ているが、両岸の地勢、水の流れ、あの絵の示す通りである。
— 谷崎潤一郎 『吉野葛』 青空文庫
岩飛びをする里人は、平生この辺で釣りをしたり、耕したりしていて、たまたま旅人の通る者があれば、早速勧誘して得意の放れ業を演じて見せる。
— 谷崎潤一郎 『吉野葛』 青空文庫