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若草

わかくさ
名詞頻度ランク #36648 · 青空 393
1
標準
green grass
文例 · 用例
某氏初期の新体詩に若草|萌ゆる春の野にさまよひ来れば陽炎や名も知らぬ虫の飛ぶを見てひとり愁ひに沈むかな と言うのがある。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
さしむかう鹿島の崎に霞たなびき初め、若草の妻たちが、麓の野に莪蒿摘みて煮る煙が立つ頃となった。
岡本かの子 富士 青空文庫
若草を薙いで來る風が、得ならぬ春の香を送つて面を掠める。
国木田独歩 畫の悲み 青空文庫
若草を薙いで来る風が、得ならぬ春の香を送って面を掠める。
国木田独歩 画の悲み 青空文庫
前夜の雨がカラリとあがって、若草若葉の野は光り輝いている。
国木田独歩 窮死 青空文庫
雪に埋み盡された地面――そこには黒ずんだ常盤木の外に緑といふ色の夢にもない――が見る/\黒土に變り、黒土が見る/\若草の野に變つて行くあの華々しい變化は、雪國に越年しない人の想像する事が出來ない所だらう。
有島武郎 青空文庫
馬ならずとも、牛ならずとも噛みしめて見たいやうな寢よげな若草が叢がつて尖つた葉先きを空の方へ擡げる。
有島武郎 青空文庫
たゞ玉の緒のしるしばかり、髮は絲で結んでも、胡沙吹く風は肩に亂れた、身は痩せ、顏は窶れたけれども、目鼻立ちの凛として、口許の緊つたのは、服裝は何うでも日本の若草
泉鏡太郎 印度更紗 青空文庫
作例 · 標準
雨上がりの草原は、若草の匂いで満ちていた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
春の日差しを浴びて、地面から若草が一斉に芽吹いている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
子犬が若草の上を嬉しそうに駆け回っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア

若草(わかくさ)は、島根県松江市の彩雲堂他で作られている和菓子で、茶人としても名高い松江藩7代藩主松平治郷(不昧)によって考案された、いわゆる「不昧公御好み」の茶菓子の一つ。主に春の茶菓子として用いられた。治郷の没後は製法が不明となっていたが、明治時代中期に彩雲堂の初代によって復元された。

出典: 若草 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0