汚れ
よごれ
名詞頻度ランク #4702 · 青空 579 例
標準
dirt
文例 · 用例
汚れ易く、破れ易く、着くづれし易く、こんな服装を讃へなければならない我々日本男児は、なんとなく不幸であるやうに思へる。
— 中原中也 『三等車の中(スケッチ)』 青空文庫
三この穢れた涙に汚れて、今日も一日、過ごしたんだ。
— 中原中也 『暗い天候』 青空文庫
そしてじめじめする肌の汚れも洗って清浄な心になりたくなるので、手拭をさげて主婦の処へ傘と下駄を出してもらいに行く。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
汚れ煤けたガラスに吸い付いたように細長いからだを弓形に曲げたまま身じろきもせぬ。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
やゝ曇り初めし空に篁の色いよ/\深くして清く静かなる里のさまいとなつかしく、願わくば一度は此処にしばらくの仮りの庵を結んで篁の虫の声|小田の蛙の音にうき世の塵に汚れたる腸すゝがんなど思ううち汽車はいつしか上り坂にかゝりて両側の山迫り来る。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
その頃では神棚の燈明を点すのにマッチは汚れがあるというのでわざわざ燧で火を切り出し、先ずホクチに点火しておいてさらに附け木を燃やしその焔を燈心に移すのであった。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
壁はしみに汚れ、明り取りの窓|硝子はところどころ破れ落ちかかって煤けている。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
「いくら汚れてもよいように衣物を着換えて来たね。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫
作例 · 標準
カーペットについた頑固な汚れを落とすのに苦労した。
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壁に貼られたポスターには、古い汚れが目立っていた。
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彼の言葉には、一切の汚れがなく、清々しい響きがあった。
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