他撮り
たどり
名詞動詞-サ変頻度ランク #22433 · 青空 0 例
標準
someone else taking a picture or video of oneself
文例 · 用例
三昼夜かかって、やっと秋田県の東能代までたどりつき、そこから五能線に乗り換えて、少しほっとした。
— 太宰治 『海』 青空文庫
爛熟し、頽廢し、さうしてさびた揚句の果が、こんな閑寂にたどりついたので、私は、かへつて、このせまい裏路に、都大路を感ずるのである。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
日曜日の本町の市で、手製の牡丹餅などと一緒にこのいたどりを売っている近郷の婆さんなどがあった。
— 寺田寅彦 『郷土的味覚』 青空文庫
狸汁の運命から逃れて、やれ嬉しやと思ふ間もなく、ボウボウ山で意味も無い大火傷をして九死に一生を得、這ふやうにしてどうやらわが巣にたどりつき、口をゆがめて呻吟してゐると、こんどはその大火傷に唐辛子をべたべた塗られ、苦痛のあまり失神し、さて、それからいよいよ泥舟に乘せられ、河口湖底に沈むのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
幾たびとなく足をすくわれ、のめり、手を突きながらも、温度は手が凍えるまで下らなかったので、金剛杖や糸立を強くつかんで、大宮口の五合目へ、ほうほうの態でたどりつき、たき火でぬれた上衣を、かわかすのに暇取った。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
たどり付いた漸近線の水準を保って行かれるだろうか。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
そのお蔭で幸いに今年はまだ流感に冒されず従って肺炎にもならずに今日までたどりついたような気がする。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
われと他と何の相違があるか、みなこれこの生を天の一方地の一角に享けて悠々たる行路をたどり、相携えて無窮の天に帰る者ではないか、というような感が心の底から起こって来てわれ知らず涙が頬をつたうことがある。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
作例 · 標準
「自撮りだとどうしても表情が固くなるけど、他撮りだと自然な笑顔になれるから不思議だ。」
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「SNSにアップする写真を友人に頼んで『他撮り』してもらったが、角度が気に入らない。」
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「最近のスマホは性能がいいから、素人の『他撮り』でもプロが撮ったような写真に仕上がる。」
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