坐骨
ざこつ
名詞
標準
ischium
文例 · 用例
肺炎と坐骨神経痛と風眼とが同時に起った時、彼は、眼に繃帯を当て、絶対安静の仰臥のまま、囁き声で「ダイナマイト党員」を口述して妻に筆記させた。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
森下雨村は、数日来坐骨神経痛に悩まされ、臥床しているというので、美しい森下夫人が可愛い十歳ばかりになる坊やと共に、私ら親子を波止場まで迎えにきてくれた。
— 佐藤垢石 『瀞』 青空文庫
三十五年の長い椅子の生活のおかげで坐骨神経痛がはじまり、濡らしたり冷やしたりすると、猛烈に痛みだす。
— 久生十蘭 『一の倉沢』 青空文庫
彼はアウグストゥスが苦しんでいた坐骨神経痛を、痛む場所を杖で適当に打つことによって治すことができた。
— OUTLINES OF GREEK AND ROMAN MEDICINE 『ギリシャおよびローマ医学の概観』 青空文庫
発作が起ると、坐骨のあたりから半身が猛烈に痛むらしい。
— 空の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
体の骨がばらばらに打砕かれたと思ったとき、ずしんと腰の坐骨を大地について坐っていた。
— 小野忠明 『剣の四君子』 青空文庫
作例 · 標準
坐骨は骨盤を構成する主要な骨の一つで、座ったときに体重を支える役割を担う。
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長時間硬い椅子に座り続けたせいで、坐骨がじんじん痛む。
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ヨガのポーズでは、坐骨を意識して深く座ることが重要だと言われている。
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