熊狩り
くまがり
名詞
標準
bear hunting
文例 · 用例
「こいつアどうも、熊狩りみたいに面白くなりましたね」 菊池技師は、ひと通り係長の話を聴き終ると、そう云って事もなく笑ったが、内心ではかなり理解に苦しむと見えて、そのままふッと黙り込むと、困った風に考え込んでしまった。
— 大阪圭吉 『坑鬼』 青空文庫
「流石熊狩りの先生だけあって、うまいことを云う」 しかし菊池技師は、真面目で続けた。
— 大阪圭吉 『坑鬼』 青空文庫
一方菊池技師は、熊狩りで鍛えた糞度胸をいよいよムキ出しにして、問題の片盤坑の鉄扉を抜け出ると、再びそいつを鎖し、水平坑の小頭達を呼び寄せて、鎖した入口を厳重に固めさした。
— 大阪圭吉 『坑鬼』 青空文庫
東京にいる、爵位のある大地主も、時々北海道へやってきて、小作人や村の人達を「家来」に仕立てて、熊狩りをやった。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
……酔い臥しているアイヌの酋長を、その家族たちの眼の前で絞殺して、秘蔵のマキリ(アイヌが熊狩りに用いる鋭利な短刀)一|挺と、数本の干魚を奪い去った。
— 夢野久作 『白菊』 青空文庫
嚴冬雪白く風烈しき頃の消息を問ひ、熊狩り鹿狩りの快談を聞き、一浴して則ち去る。
— 田山花袋 『日光山の奧』 青空文庫
昔はこのへんでも熊狩りなどもやつたさうですが、この頃は主に兎狩りをするのだと云ひます。
— 堀辰雄 『匈奴の森など』 青空文庫
「一発ブッくらわしてみろ」 そこに獲物の影を認めて、早くも追出しの鉄砲を一発打つと、意外にも向う遥かに人の声、「人間だよ、人間が一人いるから、気をつけておくんなさいよ」 三十二 そこで、熊狩りの一隊が呆れました。
— 他生の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
厳しい冬を越すための食料を確保すべく、経験豊富なマタギたちが熊狩りに出発した。
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昔話では、村を荒らし回る巨大な人食い熊を、若者が命がけの熊狩りで退治する場面がある。
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「いいか、熊狩りは一歩間違えれば命を落とす。一瞬の油断も、仲間との乱れも許されない」
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