西部劇
せいぶげき
名詞
標準
Western (film genre)
文例 · 用例
「西部劇通信」だの「ゼーロン」だのを書いた昭和五年の頃は、彼の返り咲きの観があつたし、評判がよかつたのであるが、あの頃のものよりも、それから暫く後に書いた、水車小屋の壁に凭れて月の明りで手紙を読む短篇なぞの方が、遙かに牧野さんらしいものであると思はれる。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
「西部劇通信」にも無論個性は十分に現はれてゐるのであるが、人物をギリシャ人に仕立てたりするあの仮構は、作者自身にしつくりしたことではなかつたと思ふ。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
私達といふのは、私の『西部劇通信』なる一文中に活躍してゐるその山間での村の私の親愛なる知友達である。
— 牧野信一 『喜劇考』 青空文庫
ラガド大学参観記吊籠と月光と歌へる日まで(西部劇通信、アウエルバツハの歌) 以上は相通ずる意味を持つものであり、またその他単独のものを幾つか発表したが、特に好き嫌ひを区別することは困難である。
— 牧野信一 『今年発表した一ばん好きな自作について』 青空文庫
西部劇通信牧野信一「西部劇通信」に収めた諸篇――「川を遡りて」から「出発」まで――は、私のこの五年間の、主なる作品である。
— 牧野信一 『西部劇通信』 青空文庫
私は、この四五年来の、私の所謂「西部劇生活」を顧みて、その間に、これだけの収穫のあつたことを思ふと、何物にも換へ難い生甲斐を覚へます。
— 牧野信一 『西部劇通信』 青空文庫
西部劇のヒロインなら務まるけれど――今日なんてこの通りのベヤー・フツドよ。
— ヘツペル先生との挿話 『サロメと体操』 青空文庫
「まあ、これ、ローラさんの写真――妾、見違へたわ――守夫さんのお得意の西部劇にでも出て来る女優かしらと思つたわ。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
作例 · 標準
日曜日の昼下がり、父はテレビで昔懐かしい西部劇を観るのが日課だ。
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西部劇でお決まりの決闘シーンが始まると、思わず手に汗を握ってしまう。
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その俳優は、鋭い眼光を活かして多くの西部劇でガンマンの役を演じた。
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