居なくなる
いなくなる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to disappear (of people or animals)
文例 · 用例
天地間最早小山某といふ畫かきの書生は居なくなる!
— 国木田独歩 『湯ヶ原より』 青空文庫
それでも父が居なくなると、家の中は楔がゆるんだやうになつた。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
) と哄と囃して、消えるように、残らず居なくなるのでござりますが。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
これからおもしろくなろうという時、不意に母さんがお呼びだ、とその媼さんが出て来て引張って帰ることが度々で、急に居なくなる、跡の寂しさと云ったらありません。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
誰も居なくなると、お妙はその二重瞼をふっくりとするまで、もう、(その速力をもってすれば。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
それから時々、三日、五日、多い時は半月ぐらい、月に一度、あるいは三月に二度ほどずつ、人間界に居なくなるのが例年で、いつか、そのあわれな母のそうした時も、杢若は町には居なかったのであった。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
」 それまで御存じか、感謝を表して、一礼すると、もう居なくなる。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
8 オトラが居なくなると、君枝はふたたびしょんぼりした娘になってしまった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
作例 · 標準
かわいがっていたペットの猫が、ある日突然、居なくなってしまった。
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「あれ、佐藤さんは?」「1時間ほど前に会社を出て、そのまま居なくなりました。」
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いつも公園にいたハトの群れが、今日は一羽もいなくて、すっかり居なくなっていた。
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かくれんぼで隠れるのが上手な弟は、一瞬で物陰に居なくなる。
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