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木瓜

ぼけ異読 ボケ・ぼっか・もけ
名詞頻度ランク #14309 · 青空 112
1
標準
Japanese quince (Chaenomeles speciosa)
文例 · 用例
「いき」な建築は火灯窓や木瓜窓の曲線を好まない。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
朱の木瓜はちら/\と灯をともし、樹の根を包むだ石楠花は、入日の淡い色を染めつゝ、然も日は正に午なのである。
泉鏡太郎 続銀鼎 青空文庫
木瓜はこれの侍婢なりとかや。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
木瓜 ぼけは、緋なるも白きも皆好し、刺はあれど木ぶりも好ましからずや。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
それから何かのおりに、竹の切れはしで、木瓜の木をやたらにたたきながら、同じ言葉を繰り返し繰り返しどなっていた姿を思い出す。
寺田寅彦 亮の追憶 青空文庫
五 桜にはちと早い、木瓜か、何やら、枝ながら障子に映る花の影に、ほんのりと日南の薫が添って、お千がもとの座に着いた。
泉鏡花 売色鴨南蛮 青空文庫
……その仔細を尋ぬれば、心がらとは言いながら、去る年、一|膳飯屋でぐでんになり、冥途の宵を照らしますじゃ、と碌でもない秀句を吐いて、井桁の中に横|木瓜、田舎の暗夜には通りものの提灯を借りたので、蠣殻道を照らしながら、安政の地震に出来た、古い処を、鼻唄で、地が崩れそうなひょろひょろ歩行き。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
二人の児の母親で、その燃立つようなのは、ともすると同一軍人好みになりたがるが、垢抜けのした、意気の壮な、色の白いのが着ると、汗ばんだ木瓜の花のように生暖なものではなく、雪の下もみじで凜とする。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
作例 · 標準
庭の木瓜の花が、春の訪れを告げるように鮮やかな朱色の花を咲かせている。
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彼女は木瓜の盆栽を丹精込めて育てており、展覧会で金賞を受賞したこともある。
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木瓜の枝には鋭い棘があるから、手入れをする時は怪興をしないように注意が必要だ。
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