料理茶屋
りょうりぢゃや
名詞
標準
(Edo-period) restaurant
文例 · 用例
…… 中へ出る人物は、芸妓が二人、それと湘南の盛場を片わきへ離れた、蘆の浦辺の料理茶屋の娘……と云うと、どうも十七八、二十ぐらいまでの若々しいのに聞えるので、一寸工合が悪い。
— 泉鏡花 『甲乙』 青空文庫
大会は山の手の貸席か又は料理茶屋を会場として、会員一同が半季のあいだに蒐集した新奇の絵馬を持ち寄るのである。
— 正雪の絵馬 『半七捕物帳』 青空文庫
四谷辺では新宿の貸座敷の近所にある引手茶屋や料理茶屋の奥二階を会場にきめて、毎日のように勝負を争っていましたが、そういう所では人の目について悪いというので、かのよい辰の座敷を借りることになりました。
— 岡本綺堂 『蜘蛛の夢』 青空文庫
二挺の駕籠が木母寺の近所におろされたときには、料理茶屋の軒行燈に新しい灯のかげが黄色く映っていた。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
なんでもおとといの晩、姐さんはお花に誘い出されて向島のある料理茶屋へ行った。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
実はおとといの晩、お花にうっかり誘い出されて、向島の料理茶屋へ行ったと思ってください。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
芝の高輪の川与という料理茶屋で清元の連中のお浚いがありました。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
旗本の主人が清元の太夫になって、料理茶屋のお浚いに出席して、しかも町人にぶち殺されたなどと云うことが表沙汰になれば、家断絶ぐらいの御咎めをうけないとも限りませんから、残念ながら泣寝入りにするより外はありません。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の宿場町には、旅人たちが一休みする料理茶屋が軒を連ねていた。
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浮世絵には、当時の料理茶屋で人々が楽しげに食事をする様子が描かれている。
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歴史小説を読んでいると、武士たちが料理茶屋で密談を交わす場面がよく出てくる。
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