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独歩

どっぽ異読 どくほ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
walking alone
文例 · 用例
独り蕪村がこの点で独歩であり、多くの秀れた句を書いているのは、彼の気質が若々しく、枯淡や洒脱を本領とする一般俳人の中にあって、範疇を逸する青春性を持っていたのと、かつ卑俗に堕さない精神のロマネスクとを品性に支持していたためである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
武蔵野といえば、ただちに独歩の名作が連想されるが、花袋も紀行文家として「野の人」であった、武蔵野の人であった。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
花袋は、その後「蒲団」や「一兵卒」など自然主義派の見本のような小説を作って、国木田独歩、岩野泡鳴ら同主義の作家と呼応して、自然主義を文壇思潮の主流たらしめ、硯友社その他の既成老衰作家などを、ひとたまりもなく押し流してしまった。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
聞説らく多摩川に沿うた溝には、独歩の「忘れ得ぬ人々」の作にちなんで、独歩の碑が立っているとか、さらば近代における多摩川風景の祖道者として、花袋の碑は、そこに建てらるべきではなかろうか。
――田山花袋氏―― 紀行文家の群れ 青空文庫
殊に、明治に於ける文学運動のなかでも歴史的に最も意義のある自然主義運動の選ばれた代表者、国木田独歩、田山花袋についてそれを見出すことが出来る。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
国木田独歩は、明治二十七八年の戦争の際、国民新聞の従軍記者として軍艦千代田に乗組んでいた。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
これによって見ても、独歩が、如何に当時のブルジョアジーの軍国主義的傾向を、そのまゝ反映していたかゞ伺える。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
更に、日露戦争後に到っても独歩がやはり軍事的ブルジョアジーのイデオロギーに立っていたことは、「号外」「別天地」等の小説によって看取される。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
作例 · 標準
山道を独歩するうちに、心が洗われるような気持ちになった。
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静寂の中、一人で庭を独歩する時間は貴重だ。
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彼は誰にも頼らず、自身の力で道を独歩していく。
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2
標準
self-reliance
作例 · 標準
若者は、親に頼らず独歩の精神を持つべきだ。
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その起業家は、独歩の精神で困難を乗り越えた。
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彼女は、大学卒業後、独歩でキャリアを築いていった。
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3
標準
unique
作例 · 標準
その芸術家の作品は、独歩の感性によって生み出されている。
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彼は、誰とも違う独歩のアイデアで、業界に革新をもたらした。
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その思想は、既存の枠にとらわれない独歩なものだった。
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