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待ち眺める

まちながめる
動詞
1
標準
文例 · 用例
端正な重みの石の冷たさが掌へ滲み停って来る底に、まだ落ちつかず紊れるものの陰影を感じ、彼はそれも背後にいる千鶴子の体への騒ぎだと気附くと、微塵のように光る硯面に点けた指紋の曇りの晴れて来るのを待ち眺めるのだった。
横光利一 旅愁 青空文庫
待ち眺める(まちながめる) — 幻辞.com