応俺
おうおれ
名詞
標準
文例 · 用例
老婆が黙っていると、「云えなかろう、云えないて、俺の家へ嫁入って来たからには、俺の家の者じゃ、いくら身内に何があろうとも、一応俺の許しを受けてから往くのが順当じゃ、黙って往くと云う法はない」 と、お爺さんは双手を一ぱいに張って見せる。
— 田中貢太郎 『地獄の使』 青空文庫
一応俺に相談すればあんな真似はさせやしなかった。
— 島崎藤村 『家(下巻)』 青空文庫
紙入の物を始末する時は、一応俺に訊いてからにしろ」「ハイ」 お静は少し赧くなりました。
— 謎の鍵穴 『銭形平次捕物控』 青空文庫
一応俺もそう思ったが、腑に落ちないこともあるよ、三輪の」 平次は下手に出ました。
— 小唄お政 『銭形平次捕物控』 青空文庫
紙入の物を始末する時は、一應俺に訊いてからにしろ」「ハイ」 お靜は少し赧くなりました。
— 謎の鍵穴 『錢形平次捕物控』 青空文庫