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紙包み

かみづつみ
名詞
1
標準
paper package
文例 · 用例
膝の上にはどうも西洋菓子の折らしい大きな紙包みを載せている。
寺田寅彦 初冬の日記から 青空文庫
ここで毎日こうして次の論文の原稿を書いていたのかと思って、その一枚を取り上げてなんの気なしにながめていたら、N教授がそれに気づくと急いでやって来て自分の手からひったくるようにそれを取り上げてしまった、そうしてボーイを呼んでその原稿いっさいを紙包みにしてひもで縛らせ、それを領事に手渡しした。
寺田寅彦 B教授の死 青空文庫
(銀紙に包んだものを探り出す)我らに(銀紙を開きながら喜色を帯ぶ)日用……糧を……我らに日用の糧を……(急におどり上がって手に持った紙包みをふりまわす)……ブラボーブラボーブラビッシモ……おお太陽は昇った。
有島武郎 ドモ又の死 青空文庫
「これ……お袋の骨だあ」 と勃凸は珍らしくもないものでも見せるやうにつまらなさうな顔をして紙包みを私達の眼の前にさし出した。
有島武郎 青空文庫
」「ところで、……清葉が下階へ下りて、……近所だからね、自分の内へ電話を掛けて、婢にいいつけて、通りへ買いに遣った、タングステンが、やがて紙包みになって顕れて、芝居の月の書割のように明るくなった。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
ふとここに心付いたらしく、立って頂いて、同じ縁起棚から取った小さな紙包み、(同妻。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
」 佐賀錦の紙入から、其の、ざく/\と銅貨まじりを扱つた、岡田夫人八千代さんの紙包みの、こなしのきれいさを今でも覺えて居る。
泉鏡太郎 九九九會小記 青空文庫
頼むよ」 渠は気軽に御者の肩を拊きて、「隊長、一晩遊べるぜ」 御者は流眄に紙包みを見遣りて空嘯きぬ。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
作例 · 標準
祖父が懐から取り出したのは、新聞紙の紙包みに入ったアツアツの焼き芋だった。
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丁寧に折られた紙包みを開けると、中から透き通った金平糖が現れた。
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薬局で処方された粉薬が、昔ながらの三角形の紙包みに入っている。
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雨に濡れないよう、大切な紙包みの上からさらにビニールで覆っておこう。
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