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せん
名詞
1
標準
文例 · 用例
大隊長は、司令部へ騎馬伝令を発して、ユフカに於けるパルチザンを残さず滅せしめたと報告した。
黒島伝治 パルチザン・ウォルコフ 青空文庫
「それを一人も残らず滅してしまった。
黒島伝治 パルチザン・ウォルコフ 青空文庫
是非英斷を施さねばならぬのである、身體が弱くては一切不幸の根が斷れず、一切幸福の泉が涸れ勝であるから、苟も自ら新にしようと思つたならば、痛苦を忍んで不健康を致す昨日の自己の舊い惡習と戰つて之に克ち、之を滅し、之をして仕舞はねばならぬのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
それでオレ様が「質の悪いウイルスにやられて悶絶した」と言えば、読者諸氏はこれを悪意に満ちた短いコードにハードディスクを滅されて、全てのファイルとプログラムをあの青空の彼方にあるというデジタルの墓場に葬ってしまったとしか受け取らない運びとなる。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
彼は其の惱を以て祖先の遺傅から來た熱病の一種と考へ、自ら意志を強くして其のバチルスを滅しようと勤めて而して※いてゐた。
三島霜川 解剖室 青空文庫
詩文には「新居より」「くして長久なるもの」がある。
北原白秋 白南風 青空文庫
小タマセセは、王及び全白人の島外放逐(或いは滅)を標榜して起ったのだが、結局ラウペパ王|麾下のサヴァイイ勢に攻められ、アアナで潰えた。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
何等罪状の指摘できないマターファ(彼は、いわば喧嘩を売られたに過ぎぬのだから)が千|浬離れた孤島に流謫され、一方、島内白人の滅を標榜して立った小タマセセは小銃五十|梃の没収で済んだ。
中島敦 光と風と夢 青空文庫