首を縮める
くびをちぢめる
表現動詞-一段
標準
to duck one's head
文例 · 用例
なんでも御符に針をさして置いて、蛇の頭をちょいちょい突くと、蛇は痛いから首を縮める。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
「附際々々、」 ともう一息め組の首を縮める時、先方は格子戸に立かけた蝙蝠傘を手に取って、またぞろ会釈がある。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
これが後の玄洋社の前身であったが、天下の形勢を憂慮する余り、近所界隈の畑や鶏舎を荒し、犬猫の影を絶ち、営所の堀の蟇を捕って来て、臓腑を往来に撒布するなぞ、乱暴狼藉到らざるなく、健児社の連中といえば、大人でも首を縮める程の無敵な勢力を持っていたものであった。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
それを聞くと莚包と焼明を持った背の高い男は、首を縮めるようにして口をつぐんでしまった。
— 田中貢太郎 『赤い土の壺』 青空文庫
小僧は首を縮めるが早いか、つづけさまに大きい嚏をした。
— 芥川龍之介 『あばばばば』 青空文庫
天井はランプの油烟で燻ぼつてるのみか、低くつて、思はず首を縮める位だ。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
天井はランプの油烟で燻ぼってるのみか、低くって、思わず首を縮めるくらいだ。
— 夏目漱石 『坊っちゃん』 青空文庫
二人――殊に文六は、水をひつかけられたやうに首を縮める。
— 岸田國士 『遂に「知らん」文六(三場)』 青空文庫
作例 · 標準
先生が怒り出すと、クラス全員が亀のように首を縮めて、嵐が過ぎ去るのをじっと待った。
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狭い隙間を通り抜けるために、体を丸めて首を縮めるようにして中へと入っていった。
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「ごめんなさい!」と謝りながら、叱られるのを覚悟して首を縮めて目を閉じた。
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