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むっちり

むっちり異読 ムッチリ
副詞-と副詞動詞-サ変
1
標準
plump
文例 · 用例
」 そう言いながら、十七の歳より体を濡らしはじめて、二十三の今日まで、沢山の男に触れて来たせいか、むっちりした肉づきに、したたるような色気をたたえた肩を、いきなりどすんと鶴雄の肩に寄せて行って、「わてもその辺までお伴させとくれやすな」 うっとりした眼で、鶴雄の顔を覗き込んだ。
織田作之助 それでも私は行く 青空文庫
しかし、むっちり肉のついた肩や、盛り上った胸のふくらみや、そこからなだらかに下へ流れて、一たん窪み、やがて円くくねくねと腰の方へ廻って行く悩ましい曲線は、彼女がもう成熟し切った娘であることを、はっと固唾を飲むくらいありありと示していた。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
三年前に見た時はまだ女学校へ通っていたのに、今はすっかり娘めいて、スカートの裾から覗いているむっちりした膝頭を気にしているのを見て、思わずはっと赧くなったのだろうか。
織田作之助 夜光虫 青空文庫
」 加世子は黙って天井を見詰め、むっちりした白い手を出して、指先で頭をかいていたが、またごそごそ身動きをしたと思うと、今度は後ろ向きになって眠った。
徳田秋声 縮図 青空文庫
しばらくすると、銀子のむっちりした愛らしい指に、サハイヤやオパルの指環が、にわかに光り出し、錦紗の着物も幾枚か殖えた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
胸の肉は釦の筋に竪の谷を拵えるほどむっちり盛り上っている。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
「翁様、娘は中肉にむっちりと、膚つきが得う言われぬのが、びちゃびちゃと潮へ入った。
泉鏡花 貝の穴に河童の居る事 青空文庫
もう……」 時間をきかれて、貴子はむっちりと贅肉のついた白い腕を、わざと春隆の前へ差し出した。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
作例 · 標準
むっちりとした太ももは、健康的な女性らしさを感じさせる。
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赤ちゃんの手足はむっちりとしていて、触ると柔らかい。
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焼きたてのパンは、むっちりとした食感でとても美味しい。
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