カラザ
カラザ
名詞
標準
chalaza (part of egg tissue)
文例 · 用例
カラザンという土地には奇妙な風習があった。
— 寺田寅彦 『マルコポロから』 青空文庫
例えば有為の青年を金や権勢や義理合やでとって抑えて本人のあまり気のすすまぬ金持の養子にしたり、あるいはあまり適当でない地位に縛り付けたりする事があるとすれば、これはいくらかカラザン人の遣り口に共通なところがありはしまいか。
— 寺田寅彦 『マルコポロから』 青空文庫
自省直ケレバ千万人ト言エドモ、――イヤ、握手ハマダマダ、ソノ楯ノウラノ言葉ヲコソ、「自省直カラザレバ、乞食ト会ッテモ、赤面狼狽、被告、罪人、酒屋ニ飛ビ込ム。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
そこで私たちは、カラザースとウードレーと云う二人の方にお目にかかりました。
— コナン・ドイル 『自転車嬢の危難』 青空文庫
生前はちっとも交渉の無かった叔父のラルフが、その死後に気にかけてくれるなどと云うことは、全く不思議なことでございましたが、なおカラザースさんの云うには、叔父のラルフが私の父の死をきいたので、私たちの上に責任を感じてそう言ったのだと云うことでした」「ちょっと――」 ホームズは言葉をさしはさんだ。
— コナン・ドイル 『自転車嬢の危難』 青空文庫
私はただ、ウードレーと云う人はとてもいやな奴で、カラザースさんの方は、もっと年はとっていましたが、ずっと性に合った人だったと云うことだけを、お話するつもりでしたのに、――カラザースさんは、やや暗い沈んだ感じの、きれいに顔を剃った、口数の少ない人でした。
— コナン・ドイル 『自転車嬢の危難』 青空文庫
カラザースさんは独身男でしたが、しかし、家政婦のディクソンと云う、もう年配の、なかなかしっかりした婦人と婚約が出来ていました。
— コナン・ドイル 『自転車嬢の危難』 青空文庫
カラザースさんは、大へん親切で、音楽もよく解り、夕の集いはとても愉快でした。
— コナン・ドイル 『自転車嬢の危難』 青空文庫
作例 · 標準
卵を割ったときに、白身の中に白くて紐みたいなのが見えることがあるけど、あれがカラザだよ。
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カラザを取ると卵白が散らばりやすくなるって聞いたけど、料理に支障があるほどかな?
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新鮮な卵ほど、カラザがしっかりしていて、黄身を中央に保つ力が強いらしい。
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標準
chalaza (base of plant ovule)
作例 · 標準
植物の受精について勉強しているんだけど、胚珠の基部にあるカラザが、受粉後にどうなるのか興味深い。
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この植物図鑑によると、カラザは胚珠を子房壁に固定する役割があるんだって。
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