や座
やざ
名詞
標準
Sagitta (constellation)
文例 · 用例
ついでに言うが、一般に言って写生の句は、即興詩や座興歌と同じく、芸術として軽い境地のものである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
=楽屋の中では 定九郎の仲蔵や座長らしい大石役者や、其他がペコペコ謝っている。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
彼女は慌てて又もや座敷へ引返して、先ず有合う燐寸を我袂に入れた。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
早や座に見えた菅子の姿。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
二人の中に、やや座を開いて控えたのは、すなわちこれ才子の御方。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
ましてや座敷に続く芝生のはずれの石垣には海の波が来て静かに音を立てていた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
ずらずらと広間の左右に八九名の者が居並んで、正面にどっかと治右が陣取り、主水之介の姿をみるや否や座をすべって、気味のわるい程にもいんぎんに手をつきつつ迎えました。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
大福引きで箪笥や座蒲団をくれたり、商品券をくれたりするようなこともない。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
作例 · 標準
夏の夜空を見上げると、わし座とこぎつね座の間に小さな「や座」が見つかる。
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「や座」は全天で3番目に小さい星座だが、その形は矢のようではっきりしている。
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ギリシャ神話では、プロメテウスを苦しめた鷲を射抜いた矢が「や座」になったとされる。
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ウィキペディア
や座 は、現代の88星座の1つで、プトレマイオスの48星座の1つ。全天88星座で3番目に小さな星座で、矢をモチーフとしている。古代ギリシア・ローマの伝承では、アポローンがキュクロプスを撃ち殺した矢、あるいはヘーラクレースがプロメーテウスの肝臓をついばむワシを撃ち殺した矢であるとされる。
出典: や座 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0